先日村上春樹さんの作品について書きましたが、村上ワールドとはかけ離れた作品の一つを紹介したいと思います。

「アンダーグラウンド」あの地下鉄サリン事件の犠牲者を扱った作品です。

1995年3月20日の朝、東京の地下鉄で起きたオウム真理教による無差別テロ「地下鉄サリン事件」の被害者62人のインタビューが淡々と掲載されている700ページ以上のドキュメンタリーです。

「 晴れ上がった初春の朝。まだ風は冷たく、道を行く人々はコートを着ている。昨日は日曜日、明日は春分の日でおやすみ──連休の谷間だ。あるいはあなたは「できたら今日くらいは休みたかったな」と考えているかもしれない。でも残念ながら休みはとれなかった。あなたはいつもの時間に目を覚まし、洋服を着て駅に向かう。それは何の変哲もない朝だった。見分けのつかない、人生の中の一日だ……。変装した五人の男たちが、グラインダーで尖らせた傘の先を、奇妙な液体の入ったビニールパックに突き立てるまでは……。 」

 

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コーヒーとケーキの「こすたりか」のひとりごとでした。

ハルキスト2

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