恭一郎

東野圭吾さんの作品はどれを読んでも失望させません。
特に、加賀恭一郎が登場する作品は間違いなく面白い。
閑静な住宅街のカフェの経営者の女性が殺害され、容疑者として二人の男性が浮かぶ。
中絶をさせられた女性、不妊治療の男性、やっと子供ができた夫婦が絡み合い、子供を持つということ、親になるということ、そして家族であることとは…
家族とはなにかと考えさせられ、ラストには東野さんの優しい筆さばきが涙を誘います。

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